2019年12月のパリ旅行で、モンマルトルにあるサクレ・クール寺院に行ってきました。
モンマルトル
モンマルトルはパリで最も標高が高い丘(海抜130m)であり、パリの北部に位置しています。
ちなみに、モンマルトル(Montmartre)の「モン(Mont)」とは、丘や山を意味します。モン・サン・ミッシェルの「モン」も同じです。
モンマルトルからみたパリの景色がこちら。
標高が高いだけあって、とても遠くまで見渡すことが出来ます。
夜になると、暖かい光に包まれた夜景がとても綺麗です。
サクレ・クール聖堂
サクレ・クール聖堂はモンマルトルにある聖堂です。
厳密には、サクレ・クールという名前の聖堂はフランスやベルギーにいくつかあるそうですが、ここのモンマルトルのサクレ・クール聖堂が最も有名です。
サクレ・クール聖堂の正面の中央上部には、キリスト像が納められ、その左右には騎馬像があり、キリストを守っているようです。
夜になると、空の色とのコントラストがとても素敵です。
このモンマルトルのサクレ・クール聖堂は、普仏戦争とパリ・コミューンで命を落としたフランス市民を讃える建築物として、1919年に完成したそうです。
普仏戦争は、1870-1871年に行われたフランス帝国とプロイセン王国の戦争です。プロイセン王国は現在のドイツやポーランドの位置にあった王国です。
パリ・コミューンは、普仏戦争でプロイセン王国に降伏したフランス帝国の政権に対抗したパリ市民が作った自治体で、最終的にフランス帝国の政権に制圧されて、多数の死者がでてしまいました。
エトワール凱旋門もそうでしたが、フランスの歴史的な観光地には、悲惨な歴史的背景を持った場所が多いですね。
サクレ・クール聖堂の内部へ
サクレ・クール聖堂は無料で入場することが出来ます。
手荷物検査はありました。
中はとても広い空間があり、イエス・キリストの壁画がとても目立ちます。
近づくととても迫力があり、数分間ぼーっと見惚れていました。
教会なので、他にもパイプオルガンもありました。
まとめ
モンマルトルからのパリの景色もよかったですが、私はサクレ・クール聖堂の中にあるイエス・キリストの壁画がとても気に入りました。
また機会があれば、生でみたいです。
また、モンマルトルは標高が高いため風が強く、少し寒いのでお気をつけを。
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